ある日のできごと(*^^*) 2024.9.27

2024年9月30日

一人の世界で遊ぶ年齢から今度は、お友だちに興味を持って一緒に遊んだり真似をして、同じ遊びをしたり・・と成長をしている子どもたちです(^^)

最近のもも組では、子ども同士でやり取りをしながら遊ぶ姿が増えてきました。そんな時は保育者がそ~っと側で遊びを見守ったり、困っている時には間に入って仲立ちをしながら一緒に遊ぶ楽しさをたくさん体験できるようにしています。

さて、、今日は、電車遊びでもりあがっていた2人をそ~っと見てみましたよ(#^^#)

「あのねぇ~トミカのおもちゃやさんなんだよ!と電車を並べていたT君とブロックで洗車機を作って遊んでいたI君。

I君はブロックで洗車機を作り、その洗車機で何度も何度も車を洗った後、この遊びに満足したようで違うコーナーへ遊びに行きました。

それを側でじ~っと見ていたT君も、同じ遊びをしてみることにしたようで…洗車機に手を触れてみました(#^.^#)                                 (お友だちが楽しそうに遊んでいたら、真似をしたくなりますよね)

その洗車機で遊んでいると・・・・

‟あっ!!洗車機が倒れちゃった(゜o゜)!!”  慌てたT君💦 すぐに「大変だ~!!」と作ってくれたI君を呼びました。

「Iちゃーん!!こわれちゃった~(>_<)」「直してぇ~」

すぐに駆け付けて洗車機を直してくれたI君。                      (直してもらえてよかったね!!と保育士が見ていると・・・)

さっそくT君は、修理完了の洗車機で遊び始めたのですが・・・

「ダメ~!!Iちゃんのだから」と洗車機は再びI君の元へ💧               (洗車機を直したI君は、もう一度洗車機で遊びたくなったようです(-_-;) この後どうなってしまうの??保育士もちょっとハラハラ…)

「Tも使いたいよ~かして」とI君に伝えますが・・・

その言葉がI君には怒ったように感じたようで・・「Iちゃんの!Tくんがおこった~」と 泣きだしてしまいました(^-^;

泣き続けるI君の姿に、困ってしまったT君(-_-;)   (洗車機を使いたい気持ちのT君、ぼくが作ったんだよ~と思うI君の二人の気持ち、とってもよくわかります。この気持ちの終着点はどこに持っていったら??と、正直、保育士も悩みます💧)

なかなか気持ちが治まらないI君。そして困惑するT君…💦

隣で違う遊びを始めますが・・・泣いているI君が気になるT君…

遊んでいてもなんだか落ち着かない様子です(なんだかバツが悪い感じ? 先生もこの気持ちわかるよ~)

「T君も洗車機したかったんだって~」「I君も大事な洗車機だったんだよね」と保育者がお互いの思いを代弁はしてみたけれど・・???

「やだー!!」と泣き続けるI君・・(ここで保育士としてそろそろ泣き止ませた方がいいかなぁ??とちょっと焦りと不安が、ムクムク・・ついつい周りの先生にどう思われるかなぁ??とよぎったり…(-_-;)   スーパーや公共の場でお子さんが泣き出したり、思うようにいかずグズグズされた時、周りの人にどう思われるかな??と気になる事ありませんか? 保育のお仕事をしてはいますが、私達もどこで折り合いをつけたらいいの?と悩みます💦 )

なかなか気持ちは納まりません (いつもだったらここで抱っこをしたり、違う話題で興味をひいて気持ちの転換ができるようお手伝いをするところなのですが・・

I君の思いは何だろう??と終着点が気になった保育士。なので、今日は思い切り泣いて気持ちが落ち着けるようにと、見守ることにしてみました!!保育士も気持ちを据えて対応することにしました)

ひとしきり泣いた後・・・

ふと、隣に楽しそうに遊んでいるT君を感じたようです。

「先生~抱っこ~」と抱っこを求めてきたI君。

保育者の元へきて、ぎゅ~っ!!と抱っこをした後、いつもの笑顔に戻りました(^^)

自分のタイミングで気持ちの切り替えが出来たので、I君もスッキリしたようです(^▽^)/

I君が泣き止んだのを見て、ホッとした表情のTくん(*^-^*)

やり取りがきっかけでお友だちが泣いちゃったから不安だったんだよね。

(子どもは、大人のようにすべてを言葉では伝えることはできませんが、しっかりと感じているんですね。)

帰る前に、たまたま泣いているI君の写真が見えると「あっ!!Iちゃん(゜o゜)」と、朝のことを思い出したT君。そして・・「Tがやっちゃったの」と話していました。

写真を観たI君は「T君がおこったの」とやはり朝と同じことを話していました。

保育士から見たらT君が「つかいたいよ、かしてー」と、お願いをしていたように見えたのですが・・・2人はどうしてそう思ったのか?  子どもの心の根底は、大人が思うより深いと感じる出来事でした。

(どうしたら解決できるか?・どうしたらこの泣き声を納められるか?ついついすぐに結果を出そうとしてしまっていますが・・子どもの持っている力を信じて❝待つ❞ということを痛感したエピソードでした)

diary

Posted by mu2mi.jp