R君の好きなこと☆彡
ひとりでじっくりと遊ぶところから、先生と、そしてお友だちとも一緒に…と、人とのかかわりが広がっていく2歳児です。電車や車が大好きなR君(2歳児)の日々の変化をお届けしますね(^^)/
ある日、「見て~!」と保育者に見せてくれたのは、ブロックで黙々とひとりで作ったはしご消防車、そしてレッカー車とポンプ車!こういう風に作りたい!と思ったことを形にするってすごいですよね✨ その後も車を走らせて楽しんでいましたよ(*^^*)
次の日、登園すると保育者の近くへ行き、「せんせー、牛さんのところ行かなくちゃ」と声を掛けてくれたR君。保育者は突然のことで(何のこと…?)と思ったのですが、最近もも組ではパウパトロールごっこがブームで、他の子どもたちがあちこちの壁の動物などの絵を火事です!事故です!などと言って助けているので、R君も壁に貼ってある牛さんを助けに行きたかったようです。(いつもはじっくりと好きな遊びをしていることが多かったので、自分からごっこ遊びに誘ってくれたことに成長を感じました(*´ω`*))
R君ははしご消防車を選び、保育者もブルトーザーで出動です!!
写真には納められませんでしたが、まずは牛さんの所へ「火事だー!」と言って消防車が向かいました。保育士も後を追いかけ消火開始!消防士になりきって牛さんに「ジャーーー!!」と火をかけ「まだ消えないな~」「もうちょっとです」「消えましたー!」と実況しながら一緒に消火をしました!無事消火が終わり、「次はどこかな…」と保育者がつぶやくと、「あっちだ!」とゾウのイラストを指さすR君。次から次へと火事が発生しては、「パウパトロール出動!」の掛け声とともに室内のいろんなところへ消火しにいきましたよ!(^^)!
「火事はどこかな~」とふたりで探していると…「ここだよ」とぶつかった車を指さして知らせてくれたお友だちが!!急いで駆けつけるR君!!消火をしてあげていました。お友だちもテープで車を修理します(*’ω’*) (お友だちとのかかわりが見られたので、保育士は「火、消えそうですか?」など少し参加しつつそばで見守りました♪)
その次の週・・・気づくとお友だち同士だけで遊ぶ姿が!初めは消防車を持ったT君と車を走らせながら時々顔を合わせて笑いながら楽しんでいると、救急車を持ったI君も「出動してきましたー」と参加してきて、はたらく車、大集合でした(^^)/(気の合う友だちを見つけ、同じ遊びをしながら楽しい!面白い!を共有できるのっていいですね( *´艸`))
その次の日・・・I君と一緒に車にちり紙(チラシを破いてゴミに見立てました)を乗せてごみ収集車ごっこ!「ごみ収集車でーす」と山盛り乗せてごみ箱へ運んでいました。(昨日一緒に遊んだことを覚えていたのでしょうか、他のお友だちが出入りしてもふたりは最後までここで遊んでいましたよ)
一通り遊ぶと、I君は消防車に切り替えて、部屋中を走り出します!それを追いかけるR君。 I君の「パウパトロール出動!」の掛け声でパトロールが始まりました(≧▽≦)
だんだん距離が縮まるふたり、I君が「火事だー!マーシャル出動!」と走りだすと、R君も「火事だー!」と同じように走り出します。時々壁に向かって消火をする真似をしていました!(^^)!
この日は片付けの時間までふたりで遊んでいました♪消防車たちを一緒に大切に車庫に戻す姿からも、とっても楽しかったんだなぁと伝わりますね(*^^*)
ひとりでじっくり遊ぶのはすごく楽しいし、でもお友だちの存在も気になってくる時期。初めは安心のできる先生と一緒に遊びながら、保育者ががお友だちと関わるきっかけを作っていくことで人との輪が広がっていきます。
「いーれーて!」の言葉が無くても、同じ好きなおもちゃを持って、同じ遊びをしていると自然と距離が縮まって、気づくと言葉でのやり取りが見られたり、笑い合う姿が見えてきます✨大人数で同じ年齢の子同士かかわれるのは、保育園で生活しているからこそできること。お友だちとたくさん遊び、時にはぶつかり合いながら成長していけるよう、全力で大人も向き合っていきたいと思います(^^)/